ほくろ除去と経過の紹介 静岡美容外科橋本クリニック


顔の大きなほくろ、大きさにもよりますが、目立つほくろをなんとかしたいと思っている方は多数いらっしゃいます。

シミと違ってメイクではなかなか隠せないし、コンシーラーで隠せない場合も多々あります。

ほくろのほとんどが良性で治療の必要性はありませんが、美容上で気にする方も多くいらっしゃいます。

気になる場合、ほくろは局所麻酔を使用し簡単に取り除くことがでるため、当院にもたくさんの患者様がいらっしゃいます。

そこで今日はほくろ除去についてお話いたします。

ほくろとは

はじめにほくろについて簡単におさらいです。

ほくろは医学的には色素性母斑・母斑細胞母斑と呼ばれ、良性のほくろ細胞の集まりです。

特徴

  • 典型的な外観

対称的で、境界は整った円形または楕円形

かゆみ・痛みは伴わない

  • 通常は1㎝未満。多くは6㎜未満(小さな点程度から2.5㎝を超えるものまであります)
  • 表面

平ら、盛り上がっている、滑らか、ザラザラ、毛が生えている、イボの様なものと様々

  • 色調

肌色、黄色、褐色、青灰色、黒色

女性の場合、ほくろはホルモン量に応じて変化し、妊娠中に色が濃くなることもあります。

  • 好発部位

皮膚のいろが薄い人では日光のよく当たる場所に好発します。

手のひら、足の裏、爪などに出来るほくろは、悪性腫瘍でる黒色腫の場合があるため精査が必要です。

皮膚の断面図とほくろの深さ

皮膚の構造は表面から角質層・表皮・真皮・皮下組織です。

ほくろは皮膚表面から真皮層に及ぶものから、表皮の浅い部位にあるものまで様々です。

術前の段階ではほくろ細胞がどの深さまで及ぶか正確な診断は困難です。

皮膚の浅い部分にとどまるほくろは、除去後、表皮化して徐々に皮膚組織が盛り上がり平らになります。

真皮層(深い層)に及ぶほくろの場合、除去後に瘢痕(にきびや水疱瘡の跡のような傷)になってしまう場合もありますが仮に瘢痕になったとしても除去前のほくろより目立たないことがほとんどです。

また、イボはほくろに比べると、皮膚の浅いところにある傾向にあり術後の回復も早い傾向にあります。

ほくろ除去の方法

当院でのほくろ除去方法は、レーザーによる除去法と手術療法があります。

レーザーによる除去法

ほくろをレーザーにより除去します。

事前に局所麻酔をするので施術中の痛みはありません。

ほくろの大きさによりますが、数分程度除去できる簡単な施術です。

ほくろ除去後は一時的にクレーターのようなクボミができます。

除去部分は2~3週間で上皮化しますが赤みが残ります。赤みは1~3か月で徐々に改善し、クボミの部分が盛り上がり平らになります。除去後は炎症性色素沈着を起こさないように、厳重に紫外線対策をしていただきます。

ほくろが深く真皮層に達していた場合、瘢痕(にきびや水疱瘡の跡のような傷)が残る場合があります。

施術後問題がなければ、再診の必要性はありません。

手術療法

10㎜以上の大きいほくろに行うことが多いです。

事前に局所麻酔をするので施術中の痛みはありません。

まずはほくろを中心に紡錘状にデザインを行い、ほくろ周囲を切開します。

ほくろ細胞を取り除いた後、傷跡が目立たないように丁寧に縫合します。

1週間前後に抜糸が必要なため来院していただきます。

抜糸後は紫外線対策と傷が広がらないようにテーピングをしていただきます。

当院のほくろ除去の流れ

カウンセリング

まずはカウンセリングでほくろの状態を診察します。

そのうえで、患者様に最適の治療方法や術後合併症、術後の経過についてお話します。

ほくろ除去はカウンセリング後の当日施術が可能です。

局所麻酔

カウンセリングが済んだら手術室へ移動します。

除去したいほくろの部分に局所麻酔を注射します。

極細の注射針を使用するので痛みはほとんどありませんが、痛みに弱い方のためにさらに極細の注射針(34G針)をオプションでご用意しておりますので、カウンセリングの際にお知らせください。

手術療法を受ける場合、入念なデザイン後に局所麻酔を行います。

施術

除去したいほくろの確認を患者様と一緒に行います。

電気凝固法で、はほくろの大きさや数にもよりますが、数分程度で終了します。

手術療法ですと、30分から1時間ほどで終了します。

術後説明

看護師が手術後の以下の注意点について詳しく説明します。

①手術後のケア方法について

②紫外線対策について

ほくろ除去の経過の紹介

当院のレーザーによる除去法による顔と唇のほくろ除去のモニター様を紹介します。

手術直後はクレーター様に凹んでいます。感染防止のための軟膏を塗布し、テープを貼りご帰宅してもらいます。

その後上皮化が進みます。

赤丸部分の大きなほくろは皮膚の盛り上がりや赤みが改善するまで時間がかかっていることがわかります。

他の部位(黄丸・青丸部分)は浅く小さめなほくろでしたので傷の治りも早く術後2か月の段階でほぼわからなくなっています。

費用:2㎜ 9000円(税別) 6㎜ 27000円(税別)

治療時間:10分程度

リスク:再発、炎症性色素沈着の可能性

唇や粘膜のほくろ除去も可能です。

やはり手術直後は凹んでますが、その後上皮化が進み、1か月目の段階ではほぼ消失しています。

唇などの粘膜部位はは血流が豊富な部位ですので、傷の治りもとても早いです。

費用:6㎜ 27000円(税別)

治療時間:5分程度

リスク:再発、炎症性色素沈着の可能性

ほくろ除去後の再発と対応

ほくろの原因である母斑細胞の取り残しが再発の原因です。

母斑細胞の取り残しがあると、施術後、数か月でほくろが再発していしまいます。

しかし、良性のほくろを幅広く除去するとその分傷跡も大きくなってしまうため、当院では可能な限りギリギリの辺縁と深さで除去し、欠損が最小限になるようにします。

そのため、母斑細胞はミクロのレベルで残存してしまう場合があります。

万が一再発してしまった場合に備えて当院では、ほくろ除去後に1年間の保証期間を設けています。

施術後1年以内の再発であれば無料で処置をさせていただいてます。

ほくろ除去のまとめ

最近では自宅でほくろ除去が可能なほくろ除去クリームなどもありますが、手軽にできる反面、自己流は危険性がともなうこともあります。

きれいにほくろを取りたい、病気じゃないかを知りたいと思ったら、皮膚科さんや美容外科に足を運んでみてください。

治療法や治っていく過程を正しく理解することででき、安心してほくろを除去することができます。

些細な事でもお気軽にご相談ください。

当院のほくろに関する診療のご案内はこちらです。