緊急避妊薬(アフターピル)が必要になったら 静岡 橋本クリニック

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あまり知られてない緊急避妊薬(アフターピル)って

緊急避妊薬(アフターピル)とは、あなたが避妊をしないでセックスしてしまったとか、コンドームが破けるなど避妊の失敗が起こったなどの場合に、妊娠を防止するという方法です。
その最も一般的な方法が、緊急避妊薬(アフターピル)と呼ばれるものです。
すべての緊急避妊法は、無防備なセックスが行われた後、数日以内に行われなければなりません。

これは、大抵の女性にとって有効で安全な方法です。

なぜ緊急避妊薬(アフターピル)はSEX後でも効果があるのか

妊娠というのは排卵・受精・受精卵の着床という3段階で成立します。
緊急避妊法(アフターピル) で使用する薬は排卵と受精卵の着床の両方を抑制する薬なので、受精後でも効果があります。

緊急避妊薬 (新アフターピル)ノルレボ錠について

通常のアフターピルと比べ、副作用(吐き気)がほとんどなく、より効果の高いお薬です。
1回1錠の服用で十分な避妊効果が得られます。

ノルレボ錠は日本初の緊急避妊薬です。

WHO(世界保健機構)のエンシャルドラッグ(必須薬)に指定され、国際的にも標準的な緊急避妊方法として位置づけられています。
成分は、黄体ホルモンのレボノルゲストレルです。

どうして、緊急避妊薬(アフターピル)で避妊ができるのか

排卵を抑制する、排卵を遅らせる、受精を妨げる、子宮への受精卵の着床を阻止するなどの効果があります。

緊急避妊ピルは中絶薬ではないので、受精卵の着床が完了してからの服用では効力はありません。

妊娠の成立とは、受精卵が子宮内膜に着床することを言うのですから、いったん着床してしまったら、すなわち妊娠が成立した場合には、緊急避妊ピルが有効ではありません。

いつ緊急避妊薬(アフターピル)を服用するとよいか

最初の緊急避妊ピルは、無防備なセックスが行われた72時間以内(3日以内)に服用しなければなりません。

緊急避妊ピルは妊娠を防止しますが、100%というわけではありません。正確に使用した場合でもおよそ2%に妊娠を防止できない場合があると言われています。(着床してしまった場合)

緊急避妊薬(アフターピル)の副作用

服用すると、一時的に気持ち悪くなったり、吐いたりすることがありますが、これらの副作用は24時間以上継続することはありません。

緊急避妊薬(アフターピル)の服用後の注意点

服用したことで排卵が遅れ、その後のセックスで妊娠することがあります。緊急避妊ピルが効いたかどうかは、服用後すぐにはわかりません。数日ないし数週間後に月経があって初めてわかります。もし、予定月経が一週間以上遅れたり、心配なことがあれば当院にご相談下さい。

緊急避妊薬(アフターピル)を服用したのに、妊娠してしまったら?

現在、異常妊娠であったり、赤ちゃんに異常があったりという報告はありません。

緊急避妊薬(アフターピル)と性感染症

緊急避妊ピルは、エイズを含む性感染症を予防するものではありません。これらに感染していないかどうかお悩みでしたら、当院にご相談下さい。

避妊をせずに性交渉すれば妊娠する可能性があります。
望まない妊娠を避けるもっとも良い方法は確実に避妊をすることです!
不安な思いをしたり避妊をパートナー任せにしないためにも低用量ピルなどで避妊しましょう。

低用量ピルとは

女性の卵巣で作られる”卵胞ホルモン(エストロゲン)”と”黄体ホルモン(ブロゲステロン)”が少量ずつ含まれる錠剤です。 この2つのホルモンが脳下垂体に働きかけて卵胞を成熟させるホルモンの分泌を抑えます。
そのため、排卵が止まり、避妊が可能になる仕組みなので、毎月生理を止めるわけではありません。
服用を中止すれば3~4ヶ月で元の状態に戻ります。

日本はピル後進国です。低用量ピルが1999年に日本で認可されても、その状況はあまり変化していません。日本がピル後進国なのは、ピルの認可が大幅に遅れたとか、ピルの普及率が低いからだけではありません。ピルについての偏見が非常に強いからピル後進国なのです。

ピルは、「太る」「副作用が怖い」などの先入観からまだまだ敬遠されがちですが、欧米では「女性の意思で妊娠をコントロールできる避妊法」として広く認知されており、正しく服用すれば、ほぼ100%避妊できます

現在日本で使用できる方法の中でもっとも信頼のできる避妊法です。

緊急避妊薬(アフターピル)のまとめ

緊急避妊薬(アフターピル)は飲むのが早ければ早いほど避妊の成功率は高くなり、時間が経過するほどに失敗率が上がってしまい妊娠する可能性が高くなります。

なるべく少しでも早く服用する必要があるので、緊急避妊薬(アフターピル)は女性が自分の身体を守るため常に常備しておき、緊急の際にすぐに服用できるようにしておいたほうが良い薬です。

もちろん、妊娠を希望していない場合はアフターピルではなく、日々の低用量ピルで、しっかりとした避妊対策を女性自身がやっていく意識を持つことが大切です。

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