新型コロナ抗体値、測定始めました!実験データーも交えて!
みなさん、こんにちは。
全国的にコロナ感染が減ってきて嬉しい橋本です。
今回は、新型コロナワクチンに関する話題です。
ワクチンを接種された方が増えてきていますが、自分に今どのくらいワクチンの効果が出ているのか、気になりませんか?
それを検査する方法がありますので、当院でも取り入れていくことになりました!
新型コロナS抗体とは
ワクチンの効果は、年齢や基礎疾患の影響を受け、個人差もあります。
従って、ワクチンを受けても、新型コロナウイルスに絶対に感染しないという保証は全くありません。
また、新型コロナワクチン接種後の免疫力は約半年ぐらいで低下する事が明らかになっていますので、
6〜12ヶ月以内に3回目の接種が必要であり、その後も年1回の定期的な再接種が必要
なることをファイザー社が報告しています。
さらに、新型コロナウイルスに感染した患者さんのウイルス抗体も発症後3〜6ヶ月間は維持されますが、時間と共に低下します。
そこで必要なのは、新型コロナウイルスに対する免疫力検査、「抗S抗体検査」です。
抗体値を測定する意味
抗S抗体には、ウイルスを不活化する能力(中和能)があるとされ、S抗体が血中にあるとウイルスの感染能力をなくすことができると考えられています。
抗S抗体は、新型コロナウイルス感染後に産生されますが、新型コロナワクチン接種でも抗S抗体が産生されます。
新型コロナ感染後、あるいは、ワクチン接種後に新型コロナウイルスに対する免疫ができたかどうかを知るためには「抗S抗体検査」が必要です。
今、自分にどれくらいの抗体がついているんだろう…ワクチン打ってから時間が経っているけど大丈夫かな…など気になる方、多いと思います。
当院で簡単に検査できますので是非ご利用ください!
※この検査は、抗体の有無を調べるものですので、現在コロナに感染しているかどうかの検査結果は出ませんのでご了承ください。
当院のスタッフで抗体量検査してみました!
当院の検査では、抗体量が%で表示されるようになっています。
基本的に、ワクチン未接種者は0~数AU/mL。
ワクチン接種者の基準値は50AU/mL以上とされています。
スタッフ別の抗体量
・ワクチン未接種のスタッフ…①
陰性 1以下
・ワクチン1回接種後1週間のスタッフ…②
陽性 156
・ワクチン2回接種後2日目のスタッフ…③
陽性 152
・ワクチン2回接種後2ヶ月のスタッフ…④
陽性 4723
・ワクチン2回接種後半年のスタッフ…⑤
陽性 1873
考察
巷で言われているようにしっかり抗体価を上げるにはワクチン2回接種が必要。
2回目接種後3週間~で抗体価のピークを迎え半年経過すると3分の1くらいに低下する。
(今回はすべてファイザーのワクチンです)
抗体検査の流れ
ご予約していただいた後、来院していただき、採血をさせていただきます。
検査結果は2日後に分かりますので、検査結果は、お電話でもLINE、メールでも大丈夫ですし、書面を郵送する事も出来ます。
お客様のご希望でご選択ください。
抗体検査の費用
抗体検査費:3万円(税別)
コロナに対する不安はなかなか消えないと思いますが、少しでも皆様の安心材料になればと思います。
ご興味ある方は是非お問い合わせください!
当院のHPはこちら。