巷で話題のエクソソーム注射の秘密をお教えします。
皆様こんにちわ!
今回は巷で話題のエクソソーム注射についてです!
『エクソソーム』と聞くと何となく聞いたことはあるけど何ぞやという方も多いと思います。
美容業界ではエクソソーム点滴やダーマペン施術後のエクソソーム導入、エクソソームパックなどが流行っています。
また、美容業界だけでなく、創傷治癒や再生医療、がん診療でも注目を浴びているのがエクソソームです。
今回巷で話題になってるエクソソームについてお話ししていきます。
エクソソームとは?
エクソソームは、1983年にJouvenalとCedardによって発見されました。
エクソソームは、細胞膜に由来する小胞体で、直径が30〜150ナノメートルほどの大きさを持ち、プロテオグリカン、糖鎖、タンパク質、RNAなどの生体分子が含まれます。
その後、エクソソームは様々な細胞機能に関わることが明らかになりました。
初めてエクソソームを治療に応用したのは、2007年のことでした。
この年、脳卒中を患ったマウスに、神経細胞から分泌されるエクソソームを投与することで、神経細胞の再生を促進することが示されました。
エクソソーム治療で期待出来ること
エクソソームは、細胞が分泌する小さな膜小胞で、多くの種類の生体活性分子を含んでいます。
近年、エクソソームは、その小ささ、細胞内外の広範な生体機能への関与、細胞間相互作用の仲介などの利点から、治療薬として注目されています。
エクソソームの治療概念はまだ未開拓の領域であり、多くの研究が必要です。
エクソソーム治療は、その薬剤送達システムとして、または細胞間通信や細胞内の分子機構の理解に対する貢献として期待されています。
これには、以下のような病態が含まれます。
- 癌治療 エクソソームは、細胞内外での情報交換のための貢献があります。このため、エクソソームは、細胞内外の癌の発生、進行、転移に関与するため、がん治療に活用される可能性があります。
- 炎症性疾患 エクソソームは、細胞間相互作用の仲介、免疫細胞の活性化、および炎症の抑制に関与することが知られています。そのため、エクソソームは、炎症性疾患の治療に活用される可能性があります。
- 神経変性疾患 エクソソームは、神経細胞の機能制御や再生に関与することが知られています。そのため、神経変性疾患の治療に活用される可能性があります。
- 再生医療 エクソソームは、細胞外マトリックスの形成や血管新生に関与することが知られています。そのため、再生医療の分野で、エクソソームが細胞移植や治療の代替手段として活用される可能性があります。
幹細胞上清液とエクソソームについて
実は幹細胞上清液の中にたくさんのエクソソームが含まれています。
幹細胞上清液は、様々な細胞に分化することができる細胞(心臓や腎臓、肝臓など)に分化することが出来る幹細胞の上澄み液を指します。
幹細胞上清液には、エクソソーム、成長因子、細胞シグナル分子、タンパク質、核酸、脂質などの多種多様な生理活性物質が含まれています。
幹細胞上清液からエクソソーム単体を分離する場合、上図のようにひと手間加えてエクソソームのみを単離します。
この場合、幹細胞上清液に含まれる他の生理活性物質を捨ててしまいますが、
またこのひと手間を行うことでエクソソーム単体は幹細胞上清液よりもコストが高くなる傾向にあります。
なので巷で話題のエクソソーム注射のお値段は、約10万します。
一方、エクソソームはもちろんその他の多種多様の生理活性物質を含む幹細胞上清液は約2万円で行えます。
もちろん、当院で使用している幹細胞上清液は、エクソソームを含んで22,000円(税込)で提供させて頂いております。
今後、エクソソーム単体投与の優位性のエビデンスが出てくるかは不明です。
幹細胞上清注射(エクソソーム治療)の費用
脂肪由来幹細胞上清液(ステムサップ)
施術費用:1本 1㏄ 22,000円
当院では数多くの幹細胞上清注射(エクソソーム治療)の治療実績がございます。
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