目の下のクマ治療に脂肪注入が必要ない2つの理由!衝撃の事実!
みなさまこんにちは!
今回は診療中によく質問される『目の下のクマ治療に脂肪注入が必要か』についてのブログです。
当院では日々、目の下のクマ治療をさせていただいております。
結膜測から皮膚を切らないアプローチによる方法、たるみが強い場合の皮膚側からアプローチし同時に弛んだ皮膚を切除する方法までお客様の目に合わせて治療させていただいております。
毎日カウンセリングから施術まで静岡県はもちろん日本各地からのお客様を担当させてもらってます。<m(__)m>
そんな目の下治療のカウンセリング時に結構な確率で聞かれる質問の一つに『目の下のクマ治療に脂肪注入が必要か』があります。よく聞くとナノファット注入とのことです。
なので今回のブログはクマ治療に脂肪注入は必要か?について書こうと思います。
結論:クマ治療後の脂肪注入は必要ありません!
いきなり結論になってしまいました。
クマ治療後に脂肪注入は必要ないです!
そもそも脂肪を取って脂肪を注入するって意味不明ですよね。。
もちろん、マイクロファットでもナノファットでも必要ありません!
ついでに言うとハムラも意味ないと考えてます、(オモテもウラも)
クマ治療に脂肪注入は必要ない理由その1
そもそも目の下の皮膚には皮下脂肪がほとんどない。
目の下の皮膚を軽くつまむと二の腕などと比較して皮下脂肪がいかに少ないかがわかります。(ペラペラです)
加齢とともに出てくる脂肪は眼窩脂肪といって眼球を保護するクッションとしての脂肪のかたまり。
皮下脂肪の無い部位に他部位の皮下脂肪を注入して定着してもしこりになるだけです。
クマ治療に脂肪注入は必要ない理由その2
脂肪注入はもともと外傷や手術で軟部組織が欠損してしまった方にヒアルロン酸などの安全な注入材がない時代に行われていました。
脂肪を他の部位に移植する際に脂肪細胞を細かくして移植すると定着しやすいです。
その細かさで呼び名が変わります。
マイクロファット>ナノファットの順で細かくなり呼び名が変わります。
マイクロファット→脂肪細胞が脂肪細胞としての大きさをギリギリ保てるサイズ→定着する。
ナノファット→脂肪細胞をすりつぶして粉々のサイズ→定着しない。
イクラを粒で移植すると定着するがイクラの粒粉々にすると細胞として存在出来ないので定着しないイメージです。
なのでナノファット注入は脂肪細胞で粉々にして残ったアブラを入れることになります。
注入するとアブラで腫れて、そのアブラはもちろん定着せず、そして時間とともに吸収されます。
なのでお金を払って意味なく腫れるだけなのです。
ただ、ナノファットまで細かく砕いても脂肪由来の幹細胞がいる可能性があり、その幹細胞が作用する可能性はあります。 少ないけど。
でもそれなら、脂肪由来の幹細胞を培養しその有効成分のみを摘出した幹細胞上清液(エクソソーム)を手術後に注入することで完璧に代用できます。
幹細胞上清液(エクソソーム)だと、安価で腫れも少なく成分濃度も最大限の効果を享受できます。
ちなみにマイクロファットで目の下に注入して定着してもシコリになるので目の下に脂肪注入は良いこと無いです
以下余談です。
目の下のクマ治療に大腿部からの脂肪注入が盛んに行われて来たのは5年くらい前からです。
そしてマイクロファット脂肪注入からナノファット脂肪に切り替わったのが2年くらい前と記憶してます。
マイクロ脂肪注入の頃は『他院で目の下の脂肪移植でしこりになったから治して』の方がたくさんいらっしゃいました。
しかしナノ脂肪に切り替わっってから、しこり修正依頼がぱったり途絶えました。
これはナノファットのアブラは細胞膜を持たないので移植されると定着することなく吸収されるからです。
まとめ
静岡美容外科橋本クリニックではお客様に寄り添い、必要のない施術は極力行わない方針です。
すべてのお客様を自分の身内、家族と想い治療させていただいております。
仕上がりが自然、傷は目立たなく、腫れも最小限。
お約束します。