ベビーコラーゲンについて
近年コラーゲン注入剤が注目されています。
そこでベビーコラーゲンの効果や注入箇所等を紹介をしていきます。
コラーゲンとは
身体の中には、肌や関節・じん帯など様々な部位にコラーゲンがあります。
コラーゲンにはⅠ型、Ⅱ型、Ⅲ型…というように、現時点で19の型に分類がされています。
Ⅰ型・・・身体の中で多く存在し、骨や皮膚を形成し、弾力性を持たせる働きがある
Ⅱ型・・・主に関節・軟骨に含まれている
Ⅲ型・・・胎児の皮膚や血管壁に存在している
Ⅳ型・・・皮膚の表皮と真皮を繋ぎとめる役割を持つ
肌のコラーゲンは、ハリやツヤを保つうえで大きなポイントになります。
コラーゲンの生成が活発な肌は新陳代謝も高く、メラニンを排出する力があるので、シミができにくいです。
しかし、この大切なコラーゲンは年齢と共に減少し、シワやたるみ、シミなど様々な肌トラブルを招いてしまうのです。
そこでⅢ型コラーゲンの持つ再生能力が注目されています。
Ⅲ型コラーゲンは、創傷治癒の初期段階で増殖しⅠ型コラーゲンに置き換わる事で治癒が進む事が分かっています。
言い換えると、キズ修復による組織再生において重要な働きをします。
ベビーコラーゲンとは
化粧品やサプリ成分で目にするコラーゲンはⅠ型コラーゲンですが、美肌には「Ⅲ型コラーゲン」が必要です。
Ⅲ型コラーゲンは細胞のターンオーバーを促し、赤ちゃんの肌に多く含まれることから、「ベビーコラーゲン」とも言われています。
赤ちゃんのもちもちとした弾力とハリのある肌は、Ⅲ型コラーゲンによるもので、このⅢ型コラーゲンは25歳前後を境に減少していき、加齢と共にお肌のハリは失われていきます。
若い頃と比べて肌荒れがしやすくなったり、傷の治りが遅くなったりするのも、このベビーコラーゲンの減少が原因です。
Ⅲ型コラーゲンは、普段の食生活から取り入れるのはとても難しい成分です。
ベビーコラーゲンはⅠ型とⅢ型が50:50で配合された世界唯一のもので、ハリとつやのある肌へと導きます。
ベビーコラーゲンはヒト由来コラーゲンなので、アレルギー反応を起こす可能性もほとんどない、安全性高い注入法といえます。
ベビーコラーゲンの効果・持続期間
加齢とともに失われるⅢ型コラーゲンを補うため、小じわを目立たなくするのはもちろん、加齢とともに失われる肌の張りや弾力や水分保持力がアップする効果があります。
その為、肌の再生能力が優れており、ふっくらとした肌質を取り戻してくれます。
同じ部位に繰り返し注入することで、再生が相乗され持続期間が延びるといわれれています。
ベビーコラーゲンはシワを浅くするヒアルロン酸とは違い、自身のコラーゲン生成を促してくれます。
持続期間は注入量にもよりますが、6ヶ月から12か月くらい持続すると言われています。
繰り返し注入することで、さらに持続期間が延び、18か月間くらい持つこともあります。
ベビーコラーゲンの注入部位
ベビーコラーゲンは、目の周りなどの非常に皮膚が薄い部分の細かいしわのリタッチなどに繊細に注入できて、自然、かつ持ちがよいのが特徴のひとつです。
ベビーコラーゲンは白色なので他の製剤のように透けて青く見える「チンダル現象」を起こしません。
・額の細かいシワ
・目周りの細かいちりめんジワ
・口周囲の小ジワ
・目の下のクマ
・ほうれい線の浅いシワ
ベビーコラーゲンのリスク
・ベビーコラーゲンはヒアルロン酸の様に溶かす事が出来ませんので、吸収されるまで待つしかできません。
・法令線などの深いシワには適していません。
繰り返し注入することでシワは薄くなりますが、料金がかかりすぎてしまいますのでしっかりとボリュームを出したい場合はヒアルロン酸やアクアミドなどの注入剤が良いです。
・治療直後は小さい針穴がいくつか目立つ場合があります。
ヒアルロン酸と違って、皮膚の真皮層に少量ずつなじませながら注入するので、ヒアルロン酸の注入より針穴の数は多くなります。
針を刺す回数が増えるため、内出血のリスクもあります。
内出血が出てしまった場合、1週間~2週間くらい残る可能性があります。
ベビーコラーゲンの注意点
ベビーコラーゲンは、ヒトの胎盤から高純度に抽出・精製された医療機器であり、B・C型肝炎やHIV、その他のウイルスに対して不活化処理を行っておりますが、未知の疾患の可能性を完全に否定したものではありません。
また、ヒトの胎盤から抽出したコラーゲンであるため、今後献血が出来なくなります。
当院のベビーコラーゲンの料金
1本 1㏄:120,000円(税抜)
モニター様募集中です。(パーツモニター様20%オフ)
ベビーコラーゲンまとめ
ベビーコラーゲンは昔からあるコラーゲンとは全くの別物で、アレルギーの心配もなく安全性が高く、よりしっかりした効果を出せるようになっており持続性も良くなっています。
既存の注入剤は持続期間は異なるもののシワ直下に注入しそのボリュームでシワを目立たなくしていたのに対して、ベビーコラーゲンは注入後自身のコラーゲンを増殖させることでシワを目立たなくする働きを持っています。
他の注入剤と比べて肌の再生能力を持っているため、ふっくらとした本来の肌質を取り戻す事が出来る若返り治療の一つと言えるでしょう。
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静岡美容外科橋本クリニック