自分の免疫年齢をチェックしてみませんか?

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こんにちは。

元気な森田です。

2020年頃からコロナウイルスが流行し、徹底した感染対策、規則正しい生活習慣で免疫力を上げようと世界中の人々がコロナと闘ってきました。

人類の英知を結集しコロナワクチンが開発されワクチンを接種する事で、コロナウイルスに対して抗体を持ち2023年やっと落ち着いてきたように感じます。

コロナ期間中、たくさんのメディアで重症者、重症化しやすい人の特徴を聞いたと思います。

例えば、年齢、基礎疾患の有無、ワクチンの有無などです。

基本的に、免疫力は加齢と共に低下します。

なので、基礎疾患のある高齢者はコロナ対策のあらゆる面で優先されるべきで、実際優先されていました。

さて、前置きが長くなりましたが今回は我々の身体をいつも守ってくれる免疫についてお話します。

免疫とは?

免疫とは、私たちの体の状態を正常に保つための仕組みです。

私たちの体に備わっている免疫という機能が風邪の原因となるウイルスや細菌と戦うことで風邪をひかないように働いています。

この戦いで免疫機能が負けてしまうと一般的な風邪の症状である発熱やのどの痛み、鼻水などといった症状を起こします。

また、人体では1日に約5000個の細胞ががん化していると言われています。

このがん細胞が出来るとそのがん細胞を退治しているのも免疫の働きによるものです。

免疫の中でもウイルスや細菌、がん細胞と戦うのに重要な役割を担っているのが白血球(顆粒球、リンパ球、NK細胞)となります。

この白血球の数や働き(活性)を調べる事で自分の免疫年齢が分かります。

この免疫年齢と実年齢を比較し、自分自身の免疫が低下していないかが分かります。

また、免疫年齢を知ることで将来のがんになりやすいかなども分かります。

免疫年齢の確認の仕方

免疫年齢を調べることはとても簡単で、1回の採血のみで終わります。

採血を行い、約1週間程度で結果がでます。

以下の図が免疫年齢の結果とそのグラフを表しています。

上の図は、実年齢40歳の方で免疫年齢は88歳でした。

グラフを見ると、細菌と戦う顆粒球の数(グラフの4時方向)が少なく、ウイルスやがん細胞と戦うリンパ球の数(グラフの10時から2時方向)も少なくなっています。

また、がん細胞と戦うNK細胞(グラフの6時から8時方向)の数も働き(活性)も低下していることが分かります。

そのため、全体的にグラフの青い部分が小さくなっています。

この方は、実年齢よりも免疫年齢がとても高いため、同年代の方と比べて風邪やがんになる可能性が高いです。

 

上の図は、実年齢70歳の方で免疫年齢は52歳でした。

グラフを見ると、細菌と戦う顆粒球の数(グラフの4時方向)もウイルスやがん細胞と戦うリンパ球の数(グラフの10時から2時方向)も基準範囲内でした。

また、がん細胞と戦うNK細胞の数(グラフの6時から8時方向)も働き(活性)も基準範囲内でした。

そのため、全体的なグラフの青い部分は前の方より全体的に大きくなっています。

この方は、実年齢よりも免疫年齢は若いため、同年代の方と比べて風邪やがんになる可能性が低いです。

上の図は実年齢70歳の方で免疫年齢は、18歳でした。

グラフを見ると、細菌と戦う顆粒球の数(グラフの4時方向)がとても多く、ウイルスやがん細胞と戦うリンパ球の数(グラフの10時から2時方向)は基準範囲内でした。

また、がん細胞と戦うNK細胞の数(グラフの6時から8時方向)は正常範囲内であるものの、NK細胞の働き(活性)はとても強いことが分かります。

そのため、全体的なグラフの青い部分が前の年齢が同じ方よりも大きくなっています。

この方は、実年齢よりも免疫年齢がとても若いため、同年代の方と比べて風邪やがんになる可能性が低いです。

 

このように、人によって実年齢と免疫年齢は様々であることが分かります。

本人の実年齢と免疫年齢を比較することで、現在の健康状態やがん・風邪になりやすいかなどを確認する事が出来ます。

当院では、実年齢より免疫年齢が低い方に対して免疫で重要な働きを担うNK細胞を増やす治療もあります。

免疫年齢測定の費用

免疫年齢:費用価格 33000円(税込)

まとめ

今回免疫年齢について御紹介しました。

免疫年齢を調べることでがんや風邪のなりやすさを確認する事が出来ます。

また、今後のがん予防や健康維持の一つの指標にもなります。

是非カウンセリングからお待ちしています。

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