NK細胞療法で免疫力が大幅に上がる件について!

Pocket

みなさん、こんにちは。

当院で行っている免疫力アップのメニュー( NK細胞療法 )についてのブログです。

時世的にかなり免疫力をつけた方が良いので私も積極的にNK細胞療法を行っております。

写真は培養後の私のNK細胞です。

今回はウィルスに感染すると我々の身体がどう反応するか?

その際NK細胞がどのような役割をするか?

などを交えて考察していきます。

ウィルスに感染すると我々の身体がどう反応するか?

まず、風邪などのウイルスが体内に入った際の免疫の流れについて簡単に説明していきます。

 

 

ウイルスが体内に侵入すると、マクロファージというものがウイルスの情報を集め、ウイルスの情報を免疫の“司令官”であるT細胞に伝えます。

情報を受け取った“司令官”のT細胞は、①B細胞に抗体産生指示をし、②“殺し屋”であるナチュラルキラー細胞にウイルスに感染した細胞を探して破壊するように命令します。

抗体によるウイルスの破壊&ナチュラルキラー細胞によるウイルス細胞の破壊により、ウイルスは死滅していきます。

B細胞が作っている抗体についてですが、初めて体内に入ってきたウイルスの場合、そのウイルスに適応した抗体を作るのに約2週間ほどかかってしまいます。

したがって、抗体ができるまでの2週間の間は、炎症が起こったり熱が高く出たり等、苦しい時間を過ごすことになります。

ここでNK細胞 (ナチュラルキラー細胞) の出番です。

NK細胞は、抗体が出来る前からウイルスと戦うことが出来るので、NK細胞の質・量ともに万全な状態であれば、ウイルスに打ち勝つことが出来ます。

なので、初動でウイルスを駆逐殲滅する目的でNK細胞療法を行います。

NK細胞数の加齢変化について

上のグラフのように、NK細胞の数・活性は年齢と共にどんどん下がっていきます。

活性とは、その細胞がどれだけ能力があるのか・どれだけのウイルスを殺せるか、ということです。

若い時はウイルスやがん細胞に打ち勝てていたNK細胞も、年齢を重ねると数・活性が低下するため打ち勝てなくなってしまいます。

だから、高齢者は病気になりやすく、様々な疾患が重症化しやすいのです。

なのでNK細胞の活性が下がり数も減ってしまうイコール免疫力低下です。

そこで、NK活性、数を培養し活性・数を大幅に増加させ免疫力を大幅に上げる方法が「NK細胞療法」です!

NK細胞療法とは?

NK細胞は常に体内を巡回し、ウィルスやがん細胞をいち早く攻撃し、その芽を摘む体の中のお巡りさん的な働きがあります。

 

ところが、加齢やストレスが原因で、NK細胞の能力は低下してしまいます。

そうしますと、弱ったお巡りさんがウィルスやがん細胞の相手となるのです。

こうした状態 (NK活性数の低下)では、ウイルスやがんに勝つことが出来なくなってしまいます。

その結果、がん細胞の増殖や感染の重症化に繋がるという流れです。

 

このような免疫のメカニズムが解明され、近年自身のNK細胞を培養し数・活性共に増加・強化するNK細胞治療が考案されました。

例えていうと一人の弱ったお巡りさんが2週間後にアメリカのテロ対策部隊になるイメージです。

NK細胞は感染初期にウイルスの増殖を抑える機能を持っています。

そのため、NK細胞を培養によって増やし、強い殺傷能力で自己を守っていくという方法がNK細胞療法です。

また、ご自身の血液からNK細胞を培養するため極めて副作用はありません。

NK細胞の質が上がり、数も増えればウイルスやがん細胞を駆除出来る可能性はとても高くなります。

ウイルスに感染しないよう気を付けるだけでなく、自己の免疫力を高めて健康体を目指しましょう!

NK細胞療法の実際

NK細胞数が約1億倍になっております。

NK細胞療法を行うメリットは下記の通りです。

 

  • 入院は不要で、短時間で治療が可能です。
  • 自己治癒力の増強による健康増進します。
  • がんやウイルス感染症の発症を予防します。
  • ご自身の血液を培養し戻すので副作用の心配がありません。

NK細胞療法の費用について

 

施術費用:年2回コース 80万円 / 年3回コース 110万円

最後に

NK細胞療法は安全に確実に免疫力を上げる数少ない方法です。

昨今の混沌とした不安解消にNK細胞療法をご検討ください。

当院のHPはこちら