長期間持続する次世代フィラーLICOL(デキストラン製剤)導入のお知らせ!

Pocket

 

皆様こんにちは。

すっかり冬本番ですね!

寒さに負けず活発に生活したい橋本です!

さて、今回紹介するのは次世代注入剤のLICOL (ライコル)というデキストランの製剤です。

このLICOL(ライコル)は現在主流のヒアルロン酸製剤欠点を補う目的で製造開発され、

持続期間の長さ、アレルギー反応の出にくさ、血管塞栓が無いなどの数多くの利点が報告されています。

当院でも2023年4月にテスト導入しスタッフモニターを集いテストを行ってきました。

そして今回晴れて当院の新メニューとして導入決定となりました。

ただし、導入する施術項目はまだ限定的で鼻を高く目的、顎を出す目的のみのご案内のみとなります。

LICOL(ライコル)とは?

LICOLとは、デキストランという製剤からなる次世代フィラーです。

デキストランとは、グルコースのみからなる多糖類の一種です。

日本では1964年頃から低分子デキストラン注として使用され

・急性出血時の代用血漿

・血栓症の予防及び治療

・外傷・熱傷・骨折等及び重症ショック時の末梢血行改善

などに使用されています。

デキストランという成分自体も日本の厚生省をはじめ、FDA (アメリカ食品医薬品局) 、KFDA (韓国食品医薬品安全省)などの各国の政府機関で許可・承認を受けている安全性の高い製剤です。

LICOL(ライコル)のフィラーとしてのメリット

①持続期間が長い

ヒアルロン酸やコラーゲン製剤よりも半年後の効果がLICOLの方が高かったと報告されています。

②注入後の周囲への移動がほぼない

注入されたデキストランは、デキストラン周囲にTypeⅠやTypeⅢのコラーゲンを産生します。

ヒアルロン酸は稀に周囲に広がることがありますが、デキストランはコラーゲンで覆われるため広がることがほぼないです。

③安全性が高い

デキストラン自体はグルコース(ブドウ糖)からできているため、

デキストランは、100%生体内で代謝され水(H2O)と二酸化炭素(CO2)に分解されるため、長期的に生体に悪影響を起こすことがありません。

注入初期の感染が無ければ長期的な安全性はかなり高いです。

④ 痛みが少ない

注射による注入を行いますが、リドカインという麻酔成分が含まれているため痛みが少ないです。

⑤チンダル現象が少ない

LICOL自体が乳白色なので透明なヒアルロン酸と比較して透けた色が出にくいです。(チンダル現象)

LICOL(ライコル)のフィラーとしてのデメリット

①一時的に凹凸が出来る可能性

デキストランは生体注入後コラーゲンで覆われることで持続効果を発揮しますが、その過程で過剰にコラーゲンが産生されると凹凸が出来ます。

→これは注入部位や注入層を限定することで回避できます。

②溶解剤が無い

ヒアルロン酸製剤は予想出来ない不足の事態が起こった場合にはヒアルロン酸溶解製剤を用いて直ぐに溶かすことが出来ますが

LICOLは溶解剤がありません。

→注入部位や注入層を限定する注入を行っていれば穿刺や吸引で除去可能です。

LICOL(ライコル)の費用!

1本1㏄あたり 88,000円(税込)

→現在導入キャンペーンで66,000円です。

施術可能部位:鼻、顎

リスク:感染、しこり

LICOL(ライコル)のまとめ

今回は次世代フィラーLICOL(ライコル)について紹介させて頂きました。

歴史が古く安全性が証明されている製剤を美容に応用する良い流れですね!

従来のヒアルロン酸注入では中々満足出来ない方にオススメとなっております。

お悩みの方がいましたら是非カウンセリングだけでも聞きに来てください。

当院HPはこちらです。

予約に関してはお電話やLINEなどでも承っております。