第3世代ピコ秒レーザー・エンライトンⅢの効果について(入れ墨・タトゥー除去編)
こんにちは、橋本です。
ついに、第3世代ピコレーザー・エンライトンⅢを導入出来て感無量の橋本です。
橋本クリニックでは開業以来、アマゾンのように利益のほとんど設備投資に廻しております。
今後とも、最新機器を安価な値段で静岡のお客様に提供していく予定です。
ピコ秒レーザーのエンライトンは導入以来で非常に人気の高いレーザー機器です。
これまでも何度かブログで紹介してきた様に、ピコレーザーは従来のナノ秒レーザーと比較してシミ除去、タトゥー・刺青除去に高い効果を発揮します。
また第3世代ピコレーザー・エンライトンⅢは完璧にマルチカラーにも対応可能となりました。
第2世代ピコレーザー・エンライトンⅡは青、緑も色素に反応するも色落ちがやや遅かったです。
第3世代ピコ秒レーザー・エンライトンⅢとは(入れ墨・タトゥー除去編)
『ピコ秒』という短い時間での照射ばかりが注目されますが、実は出力と波長が重要です。
エンライトンⅡとエンライトンⅢの違いは
①第3の波長、670nmの波長が追加されたこと。
②各波長の出力マックスが上がったこと。
以上になります。
では細かくみていきましょう。
まずはタトゥー・刺青はどんな色が多いのかです。
タトゥー・刺青の色の割合
上記の図から解ることはタトゥー・刺青を入れている方の中で断トツ多い色は黒!でその後(96%)、赤(23%)、緑(19%)と続く事を示しています。
そして、その下の図はどんな波長のレーザーを用いると各色に効果的に除去出来るかの図です。
黒はどの波長でも反応し(臨床では1064nm)赤は532nm緑は600nm台の波長が好ましいことが解ります。
すなわち、タトゥー・刺青の色の割合第3位の緑(青)のインクを消すには670nmの波長のピコレーザーが必要ということです。
670nmの波長が追加されたこと(入れ墨・タトゥー除去編)
青色や緑色に対してインク吸収率が高い波長は、670nm>755nm>785nm>の順になります。
上図の如く、785nmよりも670nmの波長で照射されたインクは明らかに色が透明に近づいております。
青・緑のタトゥー・刺青除去に対しては670nm波長のエンライトンⅢが最強ですね。
②各波長の出力マックスが上がったこと。
波長が沢山あってもそれぞれのパワーが弱ければタトゥーのインクを破壊できません。
各波長の出力パワーが上がったことでさらに多彩なインクを破壊することが出来るようになりました。
第3世代ピコ秒レーザー・エンライトンⅢのまとめ(入れ墨・タトゥー除去編)
エンライトンⅢになり
①第3の波長、670nmの波長が追加されたこと。
②各波長の出力マックスが上がったこと。
により、従来のピコレーザーより早くタトゥー・刺青除去が可能となりました。
タトゥー・刺青除去をお考えの方はお気軽にご相談ください。
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