目の下にはベビーコラーゲン注入がおすすめ!
みなさん、こんにちは!
目の下のクマを目立たなくする方法として、当院ではスリーミックス法(経結膜脂肪取り)、ヒアルロン酸やベビーコラーゲンを注入する方法があります。
若年者で目の下の脂肪があまり出ていない方や、目の下の膨らみよりも頬の骨が前方に出ている方の場合は、注入系だけでも治療が可能な場合がございます。
目の下の注入の場合は、当院ではベビーコラーゲンの注入をお勧めさせていただいています。
その理由をご紹介します!
目の下にしわが出来る仕組み
まずは、シワが生じるメカニズムですが、以下の肌図を見てもらえると分かりやすいと思ます。
皮膚の真皮層は、コラーゲンが網の目状に形成されており、コラーゲンとコラーゲンの間に絡み合うようにエラスチンが存在しています。
このエラスチンが、コラーゲン同士をバネのように支えて皮膚の弾力性を保っています。
さらに、コラーゲンの隙間に存在するヒアルロン酸が水分を十分に含んで保つことで、皮膚の保水力が上がり、ハリ・弾力のある健康的な肌状態に導きます。
しかし、紫外線を浴びると、コラーゲン・エラスチン・ヒアルロン酸が分解され、真皮コラーゲン量やエラスチン量が減少してしまいます。
コラーゲン量・エラスチン量が減少していくと、皮膚のハリ・弾力が次第に失われ、徐々にシワ・たるみが生じます。
上記の図が、コラーゲンの種類についてです。
- Ⅰ型コラーゲン:真皮内に網目状に張りめぐらされている強硬なコラーゲン。肌の弾力やハリを保持する役割。
- Ⅲ型コラーゲン:真皮の乳頭層に多く含まれる細くて柔らかいコラーゲン。肌に柔らかさを付与する役割。
- Ⅳ型コラーゲン:基底膜の膜状構造を維持するための骨格の役割をするコラーゲン。
このように、皮膚のコラーゲンは表皮の基底層から真皮にかけて、それぞれ異なった役割をもつコラーゲンが存在しており、大部分は網の目を形成するⅠ型コラーゲンです。
ベビーコラーゲンとは
近年、Ⅲ型コラーゲンの持つ皮膚再生能力が注目され始め、創傷を治癒する初期段階でⅢ型コラーゲンが土台として働き、Ⅰ型コラーゲンに置き換わる事で治癒が進む事が分かっています。
子供の傷の治りが早いのもこのⅢ型コラーゲンが豊富にあるからと考えられています。
加齢によりもともとあったご自身のⅢ型コラーゲンは失われていきますが、ベビーコラーゲン注入はヒアルロン酸とは違い、注入する事で自身のコラーゲン生成を促してくれますので肌にハリと艶をもたらしてくれます。
ベビーコラーゲンのおさらい記事
目の下のしわへの注入系施術のポイント
まず、目の下は皮膚がとても薄くデリケートな場所です。
目の下の注入系の施術では、注射針を皮膚に刺してすぐに顔面骨に触れるので、皮膚から浅い所にヒアルロン酸やベビーコラーゲンを注入することになります。
したがって、目の下のしわにヒアルロン酸やベビーコラーゲンを注入する際は、
注入物の輪郭が出たりしないように、入れる場所・量(多く入れすぎない)を考慮して慎重に注入していくのがとても大事です。
ヒアルロン酸とベビーコラーゲンの違い(チンダル現象を含めて)
ヒアルロン酸の浅いところへの注入で起こり得ることとして、チンダル現象というものがあります。
ヒアルロン酸は透明な物質なので、浅い層に注入すると、ヒアルロン酸が皮膚から透けて見えて青く見えてしまうことがあります。
この現象のことを「チンダル現象」といいます。
目の下のしわには多く入れすぎないように注入するのですが、ヒアルロン酸注入だとどうしてもチンダル現象は起こり得ます。
ベビーコラーゲンは、ヒアルロン酸と違い白い物質です。
なので、皮膚から透けて青く見えることがなく、チンダル現象を起こしません。
また、ヒアルロン酸は経年で被膜を形成し、しこりになってしまう可能性があるのですが、
ベビーコラーゲンはヒトの胎盤(プラセンタ)由来のⅠ型・Ⅲ型コラーゲンであり、被膜形成を起こさないためしこりになりません。
以上の理由から、目の下のような柔らかく浅い層に注入するときはベビーコラーゲンが最適です。
ベビーコラーゲンの費用
費用:1cc 120000円(税抜)
ベビーコラーゲンはヒアルロン酸に比べてご自身のコラーゲン生成を促進してくれるのに加えて、
チンダル現象を起こさないため、目の周りのしわへの注入は特におすすめです!
些細な事でもご相談ください!
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