MEDICAL CARENK糖尿病に伴う包皮炎治療

糖尿病に伴う包皮炎治療

施術費用:528,000円

包皮炎とは

包皮炎とは、文字通り陰茎の皮膚が炎症を起こしている状態です。
この包皮がなんらかの、物理刺激で傷つき細菌に感染してしまい炎症を起こしてしまっている状態です。
痛みが強く、性行為に支障があったりと辛い症状を訴える方が多いです。
健康な人は包皮炎になることはかなり珍しいのですが、糖尿病などで免疫や修復機能が下がっている状態では通常は問題ないような些細な傷や細菌に対しても抵抗することができずに包皮炎を繰り返してしまいます。

糖尿病との関係

糖尿病はある程度進行すると末梢(指先、陰茎など)の循環不全とそれに伴う末梢細胞の低栄養が起こります。その結果、傷が治りにくくなります。
包皮炎などの浅い傷でも治るのに時間がかかり繰り返すことで皮膚が固くなりさらに皮膚が裂けやすくなります。
新薬の糖尿病治療薬の一つであるSGLT2 阻害薬(スーグラ、ルセフィン、フォシーガ、デベルザ、カナグル、ジャディアンス)は、尿に糖を排出する事で血糖を下げる薬があります。
包皮炎という観点から見ればSGLT-2阻害薬により尿に糖が排出され、糖は細菌の繁殖を促進し包皮炎を起こしやすくなります。

当院で糖尿病を伴う包皮炎治療を行うと

1.再発しづらい

傷ついた包皮が完全に取り除き、厚い包皮に置換されることで、包皮炎の再発を防ぐことができます。また1ヵ月後から性行為などが通常通り可能となります!

2.傷跡が目立ちにくい

美容外科医が縫合を行うため、傷跡がかなり目立たないです。見た目を気にする方にも安心の方法です。

3.衛生的で感染リスクが低下

包茎が改善されることで、清潔を保ちやすくなり、糖尿病患者さん特有の感染リスクが大幅に低下します。

糖尿病に伴う包皮炎の手術の流れ

1.カウンセリング・診察

患者様の包皮炎の状態を確認し、手術適応を判断します。糖尿病のコントロール状態も確認し、抜糸の有無、使用する糸、使用する麻酔薬、抗生物質などを決定します。

2.局所麻酔・抗生物質アレルギーテスト
  • 痛みを最小限に抑えるため、ペニスの根元に局所麻酔を施します。
  • 抗生物質のアレルギーテストなどを行います。
3.衛生的で感染リスクが低下
  • 手術前に抗生物質をあらかじめ投与し感染を予防します。
  • 包皮炎部位を雑菌を、前もって滅菌水で洗浄し、イソジンで消毒します。この時すでに麻酔が効いているので痛みは感じません。
  • 再度術野を展開し、清潔を保ちます。
4.デザイン・余分な包皮の切除・縫合 
  • 包皮炎の部位を可能な限り除去し、皮膚が突っ張らないようにデザインします。
  • デザインに沿って包皮を切除します。
  • 感染に強い糸で細かく丁寧に縫合します。
  • 創傷治癒の促進目的で再生治療を併用します。
5.固定・術後ケア
  • 術後の安静のために軟膏・包帯固定を行います。
  • 術後の生活指導、内服薬(抗生剤や痛み止め)の指導を行います。
  • 術後1週間程度は安静にし、指示通りケアを行うことで早期回復を目指します。
6.抜糸

約2週間後に抜糸します。そこで問題なければ終了となります。

当院の糖尿病に伴う包皮炎の治療ポイント

糖尿病性包皮炎を繰り返す患者様にとって、この手術は単なる美容的な処置ではなく、感染症のリスクを軽減し、生活の質を向上させるための重要な治療です。 特に糖尿病をお持ちの方は、手術後の管理が一般の方と異なり、より高度な医療技術とアフターケアが必要となります。

当院では徹底した感染管理・傷の治りを早めるための特別な縫合技術

① 術後感染リスクが高いため、徹底した感染管理を行います。

糖尿病患者様は免疫機能が低下しているため、手術後の傷の治りが遅く、感染症のリスクが高くなります。 そのため、通常の包茎手術に比べてより高度な感染対策が求められます。
具体的には、

  • 術野の滅菌環境の徹底(徹底した術野の衛生管理、手術器具の手術スタッフの無菌操作・管理、状況に応じて術中に手術器具を入れ替える再滅菌や展開など)
  • 術前・術後の抗生剤管理(感染予防のため、適切な薬剤を使用)
  • 長期間のフォローアップ体制(術後の回復を3か月にわたりフォローアップ(通院可能な場合・オンライン診察可能)

これらにより、術後合併症のリスクを最小限に抑えることが可能です。

② 傷の治りを早めるための特別な縫合技術・再生治療の併用

糖尿病患者様の傷は通常よりも治りが遅く、適切な縫合方法を採用しなければ傷口が開いたり、瘢痕(傷跡)が目立つ可能性があります。
そのため、当院では傷の治癒を促進する特別な縫合技術を採用しております。

  • 感染に強い極細の糸を使用し、傷口の負担を軽減
  • 低侵襲な縫合により、術後の腫れを最小限に抑える
  • 創傷治癒の促進、術後の傷部位の血流増加目的で縫合後再生治療をしようし、糖尿病患者様でもスムーズに回復を促します。

これらの技術の複合により、見た目の美しさと安全性を両立させています。

③通常よりも長い術後フォロー期間

通常の包茎手術では術後1〜2回の診察が一般的ですが、糖尿病患者様の場合、術後の回復が遅く、長期間のフォローが必要です。
そのため、当院では以下のサポートを提供しています。

  • 定期的な経過診察(1〜3ヶ月間)(通院可能な場合・オンライン診察可能)
  • 傷の治り、再発の有無を確認するための追加チェック
  • 術後の不安に対応する相談窓口

当院ではこれにより、糖尿病患者様でも安心して手術を受けられる体制を整えています。

通常の包茎手術との違い

手術内容 通常の包茎手術 糖尿病に伴う包皮炎手術
手術方法 亀頭直下法 亀頭直下法(特別縫合技術)
術前検査 簡易検査 詳細な陰茎の状態チェックと全身状態を含めたリスク評価
感染対策 標準的な滅菌処理 特別な感染対策(無菌環境・抗生剤管理)
縫合技術 一般的な縫合 感染に強い極細縫合糸による特別縫合
術後フォロー 1〜2回の診察 最大3ヶ月のフォローアップ
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