ニキビあとの治療・除去なら【静岡美容外科橋本クリニック】

ニキビ跡の種類

1.クレーター（凹み）タイプ

ニキビ跡の凹凸には、一般的に次の 3 つの主要な種類があります

ローリング型
ローリング型は、皮膚の表面が波状になっている凹凸です。このタイプの瘢痕は、広い範囲の皮膚に広がり、皮膚の下の結合組織が不均一になることによって形成されます。この結合 組織の不均一性によって、皮膚の表面が波状になり、ローリング瘢痕が形成されます。

ボックス型
ボックスカー型は、広くて平らな底部を持つ広い凹凸です。皮膚の表面に角があり、箱のような形状をしているため、ボックスカーと呼ばれます。

アイスピック型
アイスピック型は、非常に深くて狭い穴が皮膚にできるニキビ跡です。穴の周囲の皮膚は比較的平坦ですが、穴自体は非常に狭く深いのが特徴です。

＜治療＞

跡が浅い場合
・ピコフラクショナルレーザー
・ダーマペン

跡が深い場合
・スリーミックスサブシジョン
・ヒアルロン酸 ・トライフィルプロ

2.盛り上がり（肥厚性瘢痕、ケロイド）タイプ

治療名：肥厚性瘢痕に対するケナコルトボトックス
費用：ケナコルト22,000円(税込)/ボトックス33,000円(税込)
ダウンタイム：1週間程度
リスク：腫れ、内出血、改善しない可能性

3.赤みのあるニキビ跡

ニキビによる炎症が長引くと、創傷治癒の血管がいつまでも残り赤みが続きます。３ヶ月から１年ほど赤みが続くことが多いです。 自然に良くなる場合も多いのですが、早く良くしたい場合は、Vビーム等のレーザー治療の適応となります。

＜治療＞

・Vビーム

4.黒ずみ（炎症後色素沈着）

繰り返すニキビによる炎症のため、メラノサイトが過活性化することで色素沈着となることがあります。時間とともに改善する場合も多いのですが、早く治療したい場合は、ケミカルピーリング、ピコトーニング、エンビロン外用などを用います。

＜治療＞

・ピーリング
・ピコトーニング
・エンビロン外用

※表示の料金価格は全て税込価格となっております。

トライフィルプロとはCO2ガス（炭酸ガス）によるサブシジョン（皮膚と深部の癒着を断ち切る）と薬剤の注入を同時にできる施術です。 この治療は、皮膚の下にある硬くなったニキビ跡の組織に対して、CO2ガス（炭酸ガス）を注入して組織を切り離し、その後に薬剤を注入して正常な組織の再生を促す方法です。 CO2ガス（炭酸ガス）によって皮膚の下に空間を作り、その後、肌の悩みに応じた薬剤を注入することで治療効果を高めます。

トライフィルプロの特徴

トライフィルプロはさまざまなニキビ跡に応じて、CO2ガスは0.1cc単位、薬剤は0.01cc単位で細かく調整ができ、正確なアプローチが可能です。またCO2ガスを注入することで患部の酸素濃度が上がり、治癒効果やニキビ跡の改善を促進させます。 また、従来のサブシジョン治療に比べて、施術中の出血やダウンタイムが少ないのが特徴です。

薬剤1 アミノ酸注射ジャルプロ

非架橋性のヒアルロン酸とアミノ酸が配合された製剤です。ジャルプロはアミノ酸を含んでいるため真皮や皮下組織のコラーゲンやエラスチンを増生することで肌の再生を促します。 ご自身の肌再生能力を活かすためより自然で若々しい仕上がりが期待できます。
エクソソームを併用することで、ハリ、ツヤ、くすみ改善をより実感できます。

薬剤2 リジュランHB

有効成分「PN（ポリヌクレオチド）」を高濃度で配合した注入治療。パワーアップした『リジュランHB』はさらにヒアルロン酸も配合され、保湿効果がアップしました。加齢によって衰えた皮膚細胞を若々しくよみがえらせて、シワやハリ不足、くすみ、ニキビ跡などさまざまな肌トラブルを解消します。施術を受けるごとに、肌に若さがよみがえり、ピンッと弾むようなハリ肌へと導きます。

薬剤3 脂肪由来エクソソーム

体内に存在する脂肪・歯髄・臍帯血などに存在する幹細胞を培養し、その培養液から幹細胞を取り出して滅菌等の各種処理を行った液体にエクソソームが存在します。 アミノ酸注射ジェルプロとエクソソームを組み合わせて注入することが可能です。

薬剤4 ジュベルック

ジュベルック（Juvelook）は、主成分がポリ乳酸（PDLLA）の注入薬で、コラーゲンの生成を促進します。これにより、ニキビ跡、毛穴の開き、小じわ、肌のハリの改善が期待できます。PDLLAが皮膚の浅い層や真皮でコラーゲンを増やし、注入後には肌のハリやボリュームを出して、様々な肌トラブルを改善します。また、ニキビ跡や傷跡を正常に近づける効果や、色素沈着への改善効果も報告されています。

ジュベルックのPDLLA粒子は丸い形状に作られているため、細胞への刺激が少なく、肉芽形成やしこりといった副作用のリスクが低減されています。注入後、1～2年かけてゆっくり水と二酸化炭素に分解されるため、従来のヒアルロン酸製剤よりも効果が長持ちします。

ダーマペンは、極微細な針がついたペン型の電動ニードルを指し、これを皮膚に当て、高速振動で皮膚に微細な穴をあけていく施術です。
ピコフラクショナルレーザーと同様に極微細に穴をあけた肌は、創傷治癒能力を利用してコラーゲンやエラスチンの産生を促し、新しい肌に生まれ変わらせることで肌にハリを出します。
ニキビ跡の凹凸に対して効果的な治療です。ダーマペン後にエクソソームを塗布するとニキビ跡の凹凸をより改善します。

ピコフラクショナルレーザー治療とは、ピコレーザーを用いて肌に対して目に見えないほどの極微小の穴を無数に作り、肌を入れ替える治療です。
極微細に穴をあけた肌は、創傷治癒能力を利用してコラーゲンやエラスチンの産生を促し、新しい肌に生まれ変わらせることで肌にハリを出します。
そのため、ニキビ跡の改善、肌質改善、毛穴縮小、お肌のタイトニングや若返り、傷跡修正などに効果があります。
また、シミ取りレーザーと同じピコレーザーを照射するためトーンアップ効果も期待できます。
こちらのレーザー治療は、今現在炎症しているニキビには適応ではないため、ニキビを改善させた後のニキビ跡治療としておすすめさせて頂いています。

ニキビ跡の凹凸に対するダーマペンとフラクセルレーザーの比較

当院のニキビ跡改善コースは、ダーマペンもしくはピコフラクショナルを都度選択できます。

ピコフラクセルやダーマペンは人間が持っている自然な創傷治癒効果を引き出すことによってニキビ跡を改善する治療です。 重度ニキビ跡は皮膚深層が破壊され瘢痕化して陥没しているケースがあり、創傷治癒効果を引き出す治療では限界がある場合がございます。

当院では重度のニキビ跡に対しサブシジョン（皮膚深層の瘢痕化を剥離し解除する方法）を取り入れております。サブシジョンはすべてのニキビ跡に有効な治療ではなく適応をしっかり見極め、慎重に行います。 またサブシジョンは他の治療よりダウンタイムが長く、炎症性の色素沈着などの発生リスクもあります。

当院のスリーミックスサブシジョンの特徴

①クレーターの辺縁をレーザーで削る

サブシジョンを行う範囲を決定しマーキングを行います。不快ニキビ跡は辺縁が角ばっていることが多く、角があるとサブシジョンを行っても皮膚の上りが悪いため、サブシジョンを行う前にレーザーでにきび跡の辺縁を盆地状に削ります。

②マイクロサブシジョン

ニキビ跡一つ一つにマーキングを行い、それぞれにサブシジョンを行います。これによりサブシジョンを必要なところだけ見極めて行うので大幅なダウンタイム減少につながります。

③ヒアルロン酸注入

サブシジョン後に瘢痕組織があった部位に一時手kにスペースが出来ますが、まれにそのスペースに上皮が落ち込み再陥没する場合がございます。この再陥没を予防するためにあらかじめ剥離しおわったスペースにヒアルロン酸を注入します。

当院で行ったスリーミックスサブシジョンの症例紹介

一回のサブシジョン（３×3センチ）でここまで凹みが目立たなくなりました。

治療名：ニキビ跡に対するスリーミックスサブシジョン手術
費用：1㎠１万円
ダウンタイム：２週間程度
リスク：色素沈着、血腫、感染