切らない目の下逆さまつ毛術式について
皆さんこんにちは、静岡美容外科橋本クリニック静岡院 院長橋本です。
今回は、切らない目の下逆さまつげ術についてご紹介します。
一般的に目の下逆さまつげの手術は、切る手術が一般的です。
今回は、モニター様のご要望もあり、切らない手術で施術をさせていただきました。
患者様のご要望として、「下まつ毛が眼球に刺さってずっと痛い」「10年前に切開したのに再発してしまった……」「また切るのは怖い、、」等がございました。
下まぶたの逆さまつげ(下眼瞼内反症)による痛みや充血を、メスを使わずに糸だけで根本改善した「切らない逆さまつげ治療(下眼瞼埋没法)」の症例をご紹介します。
【症例写真】Before / After(術後1ヶ月)
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Before:下まつ毛が完全に内側へ巻き込み、眼球に触れて結膜が強く充血していました。
After(術後1ヶ月検診時):逆さまつげは完全に改善された状態をキープ。眼球への物理的な刺激がなくなったことで白目の充血がすっかり引いています。表面に不自然な引きつれや窪みはなく、自然な涙袋のような美しいふくらみに仕上がっています。
患者様のエピソード:切開後の再発と「もう切りたくない」という強い想い
今回のモニター様は、10年前に他院で下まぶたの逆さまつげ切開手術を受けたものの、年月を経て再発してしまった重度の患者様です。
「もう二度とメスを入れて切開したくない」「ダウンタイムや傷跡を避けて、どうしても切らない方法で治したい」と切望されていました。
一般的に切開後の再発例は「再切開しかない」と断られることがほとんどですが、診察時に状態を細かく確認したところ、「この組織の硬さを利用して工夫すれば、切らずに綺麗に治せる」という確かな手応えを得て施術を行いました。
なぜ下まぶた逆さまつげの「埋没法」を行うクリニックがほぼないのか?
上まぶたの逆さまつげ埋没法は一般的ですが、下まぶたの逆さまつげを埋没法で治せるクリニックは全国的にもごくわずかです。
理由としては、、
- 目の開閉時に動かない部位:上まぶたのように筋肉が大きく連動しないため、糸の固定力が働きにくい。
- 不自然な凹み(エクボのような窪み)が生じやすい:通常の埋没法を行うと、皮膚表面が無理に引っ張られて不自然な段差ができてしまう。
- 「切開しかない」と診断される:凹みを作らずにまつ毛の向きだけを外反させる難易度が極めて高いため、多くのクリニックでは切開手術一択になります。
今回の手術の特徴
過去の瘢痕(傷跡)活用 &「涙袋」に見せる繊細な力加減
下まぶた特有の不自然な凹みを防ぐため、今回は「下まぶたの瞼板」と「1回目の切開手術で硬くなっていた内部の傷跡(瘢痕組織)」を糸で引き寄せる独自の手法を採用しました。
- 硬い瘢痕組織をアンカーに利用 :過去の手術で硬くなった組織と瞼板を近づけることで、まぶたの生え際を下方へしっかりと引き下げ、まつ毛を確実に外反させます。
- まぶたの向きを下へ誘導しながら絶妙なテンションで調整: 術中にまぶたの向きを丁寧に下方向へコントロールしつつ、術後に「自然な涙袋」のふくらみとして馴染むような力加減で糸のテンションを精密に調整しました。
- 不自然な窪みゼロで直後から機能改善: 皮膚表面を無理に引き込まないため、表面に不自然な凹みを作ることなく、術直後から逆さまつげの不快感を解消しました。
術後1ヶ月診察の様子
術後1ヶ月の経過検診にお越しいただいた際も、逆さまつげは完全に改善された状態を維持していました。
まつ毛による慢性的な刺激がなくなったことで、術前は真っ赤だった目の充血がすっかり綺麗に改善。
「悩まされていた目の痛みがなくなって、本当に嬉しいです!」と患者様が大変喜んでくださり、担当医としても本当に嬉しい瞬間となりました。
このようにいろいろな状況によりお悩みになっている方は、いっぱいいらっしゃると思います。

私は、他院修正が得意です。
これまでの研鑽と知識を使って、これからも悩んでいる患者様の手助けができると思います。
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